東大SPH 合格体験記

2024年8月に行われた東京大学のSPHの試験に合格し、晴れて2025年の4月から公衆衛生の勉強を開始することになりました。すでに東大SPHの受験に関して書かれたブログは多数ありますが、自分の体験をもとに書いてみようと思います。
他の方のブログをみていると私はかなり浅い範囲の勉強でのりきったのだと痛感させられました…。確実に合格を狙いにいく方は+αで勉強させることをおすすめします。

⚫︎英語
大問3つ、配点が最もたかく合格に直結する分野です。論文などをもとに問題が作成されており、内容を理解するのに苦労することもあるかと思います。
…が、「問題をつくる」ためなのか、論理構造自体は比較的明解なものが多いように感じます(言葉の意味ははっきりとわからなくても、これととこれが対比されていることはわかる、みたいな)。記述問題はとくに、本文中のどの箇所について問われているのかを探すと、(繰り返しになりますが言葉の意味がわからなくても)接続詞などから解答にあたる箇所を類推していくことが可能です。
また、記述問題は日本語で記述するよりも本文中の英語を抜き出して答える方がはるかに楽なことが多いように思います。

⚫︎公衆衛生一般
半分も取れていないのでなんともいえませんが…。
過去問は5年分×2周はしました。が教科書をつかって周辺知識を固める努力はあまりできていませんでしたので、それが敗因かと思います。
ただ疫学などはまだしも、医療情報の分野などはどう対策していいのかいまだによくわかっていません。

⚫︎統計
「東大SPHを目指す貴方に」でも紹介されていますが、統計学演習がおすすめです。
他にもたくさんいい教科書はあるとは思いますが、定理の証明に重きを置いているものよりも、過去問の形式に近い問題がたくさん載っているものを選ぶのが東大SPH入試対策にはよいと思います。
ぜんぶを完全に理解するのは大変だと思いますが、正規分布を標準化してちょこちょこっと計算をすれば解ける問題くらいまでやると7割くらいは取れるようになると思いますので、まずはそこを目標にすると良いと思います。

⚫︎選択問題
公衆衛生一般+統計の勉強である程度解ける問題が2問くらい、その場で問題をよんで一生懸命書けば部分点くらいはくれそうな問題が2問くらいあるだろうという浅はかな読みで挑みました。が点数自体はそれほど悪くなかった(8割以上とれていた)ので、ここに時間をかけるのは(受験対策という意味では)得策ではない気がします。
もちろん、今後専門を究めていくと言う意味では、興味のある分野を深く勉強することはすごく意味のあることだと思います(今回は時間がなく、最低限の点数を取ることを優先しました)。

⚫︎小論文
自分で書いてみる→ChatGPTに添削を依頼する、を繰り返しました。1000字くらいでまとめたのですが、実際に試験本番で書くのに50分くらいかかったので、私の書くスピードだとこれくらいの分量が適切と感じました。

4月から入学して、また興味のある分野や勉強した内容について更新できたらと思います。


Subscribe to my newsletter